とある晴れた休日に、大分県別府市の浜脇温泉にある共同浴場「山田温泉」を利用しました。
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山田温泉
湯巡りは体力勝負
私は、別府八湯温泉道の88湯を達成する上で、一番難しいエリアは「浜脇温泉」だと思っています。まず多くの共同浴場は、駐車場がありません。私の様に自動車を使用して巡る人間にとって、アクセス方法について結構悩みます。よって、私が温泉道を達成した時は、1巡目も2巡目も幾つかの共同浴場を全てまとめて歩いて巡りました。
(ちなみに今回の入浴は、2巡目の追い込み時に立ち寄りました。)
また、各共同浴場は清掃時間なども異なっていますので、詳細な下調べを行った上で、時間に間に合う様に決行する必要があります。
とぼとぼと汗を流しながら歩き、ストイックに湯巡りのことを考えながら、その日4湯目の温泉として「山田温泉」に辿り着きました。
可愛らしい外観と浴室空間
外観は平屋建ての小さな建物です。思わず愛着が湧いてきます。時刻は11時過ぎ、清掃時間が終わり、営業再開時間丁度に辿り着きました。と言っても、他の共同浴場と同じように、建物内に施設担当者は在中していません。お金を投入して、浴室へ向かいました。
浴室は、脱衣スペースと入浴スペースが一体となった空間です。入浴スペースの中央には、2~3人が程よい大きさの浴槽がポツンとあるのみ。温泉好き魂を擽られる様な、可愛らしい浴槽です。
長方形の浴槽に身体を沿って座り、脱衣スペースの方を見る浸かり方が、空間を一番広く感じる為、個人的に気に入りました。また、浴室内には可愛らしい絵も描かれています。横の山は高崎山、別府から見た別府湾が描かれています。
このままずっとこの空間にいたい、独占し続けたいと感じる様な温泉です。営業再開直後の新鮮な美しい一番風呂は、身体のサビと一緒に心が洗われる様な感じがします。静寂の中、温泉がチョロチョロと流れる音だけが響いており、なんだか凄く癒されます。
しかし、当日は少し熱かった。いつまでも長湯し続けたいと思っていましたが、私の身体の限界が近づいた為、後ろ髪を引かれるような気持ちで湯から上がりました。
別府八湯の共同浴場は、結構入浴したつもりでいましたが、まだまだ入浴出来ていない温泉は沢山あります。山田温泉は温泉道に参加されていますが、その様な共同浴場は極わずか。 まだまだ共同浴場は沢山ありますし、どんな温泉通でもとても別府を制覇したとは言えないような場所、大きな魅力が詰まっている場所が「泉都 別府」だと思います。だから多くの方が集まるのでしょうね。
温泉道の3巡目は、共同浴場を積極的に巡って行きたいと思います。
山田温泉の基本情報
アクセス:JR「別府駅」から徒歩約15分
泉質:単純温泉
pH値7.4
メタケイ酸159mg
▽泉質について
現在編集中
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2019.08入浴