おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】鉄輪温泉 山荘神和苑「宙」~大分のグルメと素晴らしき景色!温泉も存分に堪能できる宿泊施設

2019年12月に大分県別府市の鉄輪温泉エリアにある宿泊施設「山荘神和苑」に宿泊しました。

 

もくじ

 

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長いアプローチの先に広がる山荘と庭園

可愛らしい動物たちと触れ合える地獄「山地獄」の隣に、茅葺屋根の大きな門が建てられています。こちらが「山荘神和苑」の入口です。付近には山地獄の他に「海地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」などもありますので、観光に適している立地でもあります。

そしてこの門の存在感が凄い。毎回前を通る度に気になっていました。いつか宿泊したいと思っていた施設の敷地に、とうとう足を踏み入れます。

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門を潜り奥まで進むと、大きくて華やかな建物が建てられている非日常の空間が広がっています。

外で待機していたスタッフさんの案内に従い、玄関の正面に自動車を止めました。荷物を降ろし、自動車の鍵を預けてエントランスに進みます。私の自動車は、スタッフさんが移動してくれたようです。

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今回宿泊する場所は、山荘神和苑の中で増築されてまだ日が新しい宿泊棟「宙」です。とても目立つ場所に建てられている為、鉄輪温泉を訪れる度に気になっていました。スタッフさんの案内に従い華やかなエントランスを進みます。EVで2階へ上がり、なんと一度外に出ました。そして今度は自動車に乗り込み、標高の高い場所に建てられている宿泊棟「宙」に進みました。まさか敷地内を自動車で移動することになるとは思ってもいませんでした。しかし、宿泊棟間の移動に関しては、行き来は自由にでき、階段を用いて自分で移動することも可能です。

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絶景が広がる宿泊棟「宙」

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宙に到着すると、まずはラウンジに通され、説明を受けました。また、この時に浴室を含む施設の撮影許可を頂きました。説明を受けながら頂いたお菓子がまた美味い。

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ラウンジはレストランを兼ねているとのこと。モダンなデザインの内装で、木が多く使われています。廊下の内装にも沢山張られていました。

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眼下に広がる和風庭園と街並みが美しすぎて目が離せません。

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客室に入ると、まずは洋室です。洋室にはベッドが2名分あり、奥は和室となっています。

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和室に面してバルコニーがあり、その先は別府湾が一望できます。冷蔵庫の中には、サービスの果物、和室には台湾茶があり、客室専用の温泉まで付いています。とりあえず、食事まで時間がありましたので、「宙」の大浴場に向かいました。

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堪能!美肌&保湿効果のある温泉

泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉」です。pHは高めの7.9です。鉄輪温泉と言えば、「弱酸性の塩化物泉」というイメージが強いだけに驚きました。神和苑の温泉は、美肌効果のある弱アルカリ性の温泉です。また、標高が高くなるにつれて(伽藍岳に近づくにつれて)pH値も低くなるイメージもありましたので、意外でした。

 

肌を覆う効果が大きいのか、何度も入浴を続けていると、指紋が無くなったと錯覚する位、肌がスベスベになりました。メタケイ酸も220mgと多めです。どの浴室も手入れが行き届いており、素敵な時を過ごす事ができます。また大浴場にはタオルが備えられていますので、わざわざ客室内から持っていく必要はありません。

 

凰乃湯(OTORI)

新しく増築された「宙」にある大浴場です。内湯と露天風呂が設けられています。内湯の湯船に浸かり、浴槽の縁に頭を置くと、目の前に広がるものは「宙」です。その名の通り、空と一体となりながら浸かることのできる大浴場です。

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露天風呂は2槽に分けられているようでしたが、温泉は奥の浴槽にのみ溜められていました。冬で温泉が冷えすぎる等、温度管理が難しいことが原因かと思いましたが、詳細は聞いていません。しかし、贅沢な環境です。

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神乃湯(KAMI)

下の客室棟専用に設けられた大浴場です。自動車で移動しても良かったですが、自分の足で敷地内を見て回りたかったので、階段を使って下へ向かいました。

神乃湯の温泉は、内湯と露天風呂と分けられています。内湯は浴槽が2槽あり、「あつ湯」「ぬる湯」と分けられている点が嬉しい。

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露天風呂は1槽のみですが、形状がひょうたんの様に中央が括れている為、湯口の方が熱く、湯尻の方がぬるくなっています。偶然か、又はそこまで考えて浴槽を造ったのかはわかりませんが、好きな湯温の場所に入浴できる為、これもまた嬉しい浴槽でした。

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客室内の温泉

浴槽の大きさは、大浴場と比べると狭いです。しかし、常に新鮮な温泉が注がれている為温泉は熱くて気持ち良い。当然ですが、浴槽は狭ければ狭いほど、空気に触れる面積が狭いので新鮮です。その点を踏まえると、客室内の温泉も油断できない気持ち良さでした。

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ちなみに滞在中は、凰乃湯に2回、神乃湯に1回、客室内の温泉に2回、計5回の入浴を行いました。

 

 

広い施設内を散策

宿泊中は敷地内も歩き回りました。宙から下へ降りる経路には、フィットネス施設、そしてプールがありました。

 

フィットネス

フィットネスのランニングマシンは、実際に使用している方を見かけました。これもまた面白い位置に設けられており、毎朝ランニングを日課としている方は、別府湾から日が昇る瞬間を眺めながら走り込む事ができます。

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プール

こちらも早くチェックインした方が、泳いでいる姿を見かけました。水着の貸し出しも行っていますので、気軽に利用できそうですが、私は隙間時間を全て温泉を楽しむ事に費やしてしまいました。夜間に静かに波打つプールが美しすぎます。温度はぬるめの適温だったので、温泉でも混ぜているのでしょうか。

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日本庭園と能舞台

一番下まで降りると、日本庭園があり、池には鯉が泳いでいました。そして小規模ながら滝まで設けられています。

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メインのエントランスの方まで行くと、能舞台がありました。能舞台が設けられている宿泊施設は、希少と言うお話を聞きました。暗くなると、炎が焚かれて、なんとも幻想的な風景を演出していました。

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能舞台は1階のバーから眺めることもできます。私は、夜にバーでお酒を頂きながら炎が揺れる様を眺めて過ごしました。1/fゆらぎ効果でしょうか、非日常の効果も合わさり、とても素敵な気分でした。

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大分県の食材を贅沢に使用した食事

食事は宙のレストランで、別府湾を眺めながら頂きました。

 

夕食

夕食は大分県の厳選された食材を使用したコースで、メインは地獄蒸しです。まずは、メニューはこちら。

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次々と運ばれてくる品が芸術的で、その都度驚きの声が漏れていました。

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メインの地獄蒸しです。食材の旨味が格段と跳ね上がっています。特にわかりやすい物が、トウモロコシやサツマイモでしょう。地獄蒸しでは常連の食材たちです。

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そして、お米が美味い!九重町合鴨農法で育った白米とのこと。「米に味がある」と言う事が、はっきりと自覚できます。お腹の許容量を越えているにも関わらず、おかわりを行いました。

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朝食

朝食でも例の白米を頂く事ができました。

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朝食は三段の棚に収納されて運ばれてきました。まるで宝箱の様です。一段ずつ、わくわくしながら開ける面白さがあります。

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普段朝食を少量しか食べない私も、全て美味しく頂きました。
 

 

まとめ

一度は宿泊してみたいと願っていた「山荘神和苑」、短い時間でしたが存分に楽しみました。

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名残惜しい、後ろ髪を引かれる様な気持ちで宿を去りました。撮影したくなる様な場所、物が沢山あり、終始目を輝かせていた気がします。

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この様な贅沢があって良いのでしょうか。

 

そう感じさせてくれる、素晴らしい宿泊施設でした。

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いつかまた、宿泊したいです。

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▽公式サイトはこちら

www.kannawaen.jp

 

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