とある晴れた1月の日曜日、大分県由布市庄内町にある温泉施設「庄内温泉」を利用しました。庄内温泉は、焼き肉屋の「韓国苑」に併設されている施設ですが、温泉のみの利用も可能となっています。
もくじ
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凄く賑わう庄内温泉
初めて利用したのは2017年の12月頃だったと思います。あれから温泉と十割そばを求めて、又は温泉と焼き肉を求めて何度か利用しました。
土曜日の夜に、焼き肉を食べてそのまま貸切風呂も利用しようと思い、予約の電話を行ったこともありました。しかし、その日の食事は予約がいっぱいで受付不可と言われて、諦めたのはちょっと切ない思い出です。
焼き肉も、お世辞抜きで美味しいです。個人的な問題点と言えば、私は運転手なのでお酒が飲めないことでしょうか。しかし、食事と温泉がセットで楽しめる点は、やはり嬉しい。
国道に面しており、アプローチしやすい点も魅力的。凄く繁盛していますが、これは必然だと思います。
温泉とスイーツを求めて
さて、当日に私が庄内温泉を選んだ理由としては、私の口がスイーツを求めていたからです。もちろんスイーツは入浴後に頂きます。まずは温泉です。
大分市の自宅から、自動車を約20分運転し、由布市庄内町の目的地に到着しました。時刻は14時50分。家族を自動車の中に残して、私は建物の中へ受付に向かいました。貸切風呂は幾つかありますが、ほとんどの室に利用中の表示が掲げられており、空室の貸切風呂はなんと残り1室の状態でした。何とか待ち時間無く受付することができ、ほっと胸を撫で下ろします。
貸切風呂の入口は、駐車場に面して設けられています。着替え等の荷物の持ち込みも簡単、湯冷めの心配も最小限で済みます。我が家には6歳と1歳の娘たちが居ますが、私たちの様に小さい子どもが居る家庭は、利用しやすい温泉です。
入室して、照明を点灯。暖房のスイッチを入れて、浴室を確認します。湯口からはドバドバと大量の温泉が注がれています。利用者ごとに温泉を入れ替えていますので、常に一番風呂に入浴することが可能です。浴槽の形は長方形ですが、中には円形のものなど、室により変わります。
線路に接している建物の為、浴室の奥に設けられている窓からは、列車が通過する様子を確認できます。カンカンカンと踏切の音が鳴りだすと、私たちは「何色の列車」が「左右のどちらから来るか」の予想合戦が始まります。
「大分市~湯布院~日田~久留米」を繋ぐ久大本線の各駅に止まる列車は、基本的に赤か黄のものが多いですが、その時に通過したものは、なんと「特急ゆふいんの森」でした。緑色で可愛らしいフォルムの観光列車です。
まさか「緑」が来るとは誰も想像していなかったので、一回戦は全員が負けの結果となるのでした。しかし、長女は滅多に出会えない特急に大喜びです。
ちなみに踏切が鳴った回数は、貸切風呂を60分利用してわずか3度だけ。つまり各駅に停車する列車は、上り下り共に1時間に1本しかないことを意味しています。(ゆふいんの森は特急の為、各駅停車ではありません。)線路の本数は1本しかありませんし、都会に比べると大分県は田舎です。
大分県は、温泉はあるが列車がない。
列車の話しだけに、庄内温泉から随分脱線してしまいましたが、列車にワクワクする時間が何度か訪れる為、特に男の子は喜ぶと思います。
温泉は、茶色のモール泉。弱アルカリ性の単純温泉です。入浴するとお肌もスベスベになります。温度調節も簡単にでき、湯口や脱衣スペースに説明が掲示されています。入浴した時は適温ですが、温泉はだんだん冷めてきます。蛇口を全開にしても、熱湯という訳ではありませんので、安心して温泉を注いで下さい。
待ってました!梨ソフト
入浴後は、庄内温泉定番の「梨ソフト」です。
梨のジェルが掛かったソフトクリームですが、この甘さと食感が絶妙で、スプーンが止まりません。1歳の次女にも味見させました。一口食べて、目を輝かせます。それからお代わりの猛アピールが始まりました。この子も魅了されてしまったようです。
温泉に浸かり、甘いものを食べて、全員満たされて帰宅しました。
庄内温泉の基本情報
電話番号:097-586-2226
アクセス:大分自動車道「大分IC」より、自動車で約25分
pH値:8.4
メタケイ酸:182.7mg
▽過去記事はこちら
▽以前書いたものですが、こちらもご参照ください
▽公式HPはこちら
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2020.01入浴