7月30日、大分県竹田市で私が良く立ち寄る温泉地「長湯温泉」にてお祭りがありました。
もくじ
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長湯温泉の夏祭り
「日本一炭酸泉まつり」
長湯温泉は「日本一の炭酸泉」として知られている温泉地です。
長湯の温泉は、温泉成分に炭酸が含まれている温泉が多い為、「日本一の炭酸泉」と呼ばれるようになりました。
その温泉地で開催されたお祭りが、「日本一炭酸泉まつり」です。
お神輿など様々なイベントが行われた様ですが、今回私たちは「エノハのつかみ取り」に参加しました。
エノハのつかみ取り
エノハとは?
エノハとは、ヤマメ系の魚のことを指します。
私は小さい頃からエノハと聞いていたので気にしませんでしたが、そう呼ぶのは九州の一部だけらしい。
よその地域で「エノハ」と言っても伝わらない様です。
お祭りは、最後に開催されたのが2019年であり、私も最新の情報が全く分からない状態でした。
よって余裕を持って現地へ行き、聞き耳を立てて情報を集めました。
イベントの要点
- 11時開始。
- 受付は無し。参加費も無し。自由参加。
- 駐車場は、近隣の直入小学校を開放。
- 河川プールは、下記年齢ごとに分けられている
・小学生未満
・小学生1~4年生
・小学生5年生~大人
- 低学年のプールは、保護者も入水可能。
ただし、保護者は子どもにエノハを取らせること。
- 当日河川プールに放流されたエノハは、なんと300匹。
- 捕獲数に制限は無し?
- 網、軍手の使用は不可。
- 「宝探し」として、低年齢用プールには番号が掛かれた石がある。
確保することでお楽しみ抽選会に参加可能。
- 石は1人1個まで。
上記の様に纏めていると、忘れたころに役に立つものです。
11時開始や駐車場の位置などは、事前にHPで確認できていた為、開始50分前には現地へ到着する様に動きました。
イベントは河川プールで行われます。
私は5歳児次女の保護者として、次女の後ろに控えていました。
透明で透き通っている河川プールには、既にエノハが解き放たれており、群れを成して泳いでいる姿が見えます。
宝探しの石も見えます。
11時開始予定でしたが、大勢の参加者が押し寄せて道路に渋滞ができていました。
余裕を持って動いて良かったです。
渋滞の緩和措置の為、15分遅れてスタートしました。
小学生未満プール
プールは一気に茶色く濁りました。
まずは宝探し用の石を拾わせます。
次女が拾った石を私が預かり、次女に袋を持たせてエノハを捕まえに行かせました。
低年齢用プールは、小さな子どもに取らせることが本来の目的ですが、幼い子は結局捕まえることができません。
当然と言えば当然です。
よって保護者が一緒に捕まえるのですが、子どもよりも熱が入り過ぎている親を沢山見かけました。
それはもう、自分の子が目に入らない位の勢いでした。
「エノハ」「美味い」「無料」「取り放題」と魅力的なワードが並んでいますと、理性は吹き飛びます。
良く分かります。
大人用プールと比べて、子ども用のプールの区画は狭いです。
よって面白い位の大混戦となっていました。
私は、次女の後ろを付いて歩いていましたが、大人という障害物が多すぎて、思う様に歩けません。
小さい次女は、私を置いてスルスルと奥へ進むので、結局私はプールの上から指示を出すことにしました。
次女は、スタッフさんからお情けで分けてもらい1匹、私も補助をしながら1匹、2人で2匹を捕獲しました。
小学生1~4年生プール
本来ならば私も参加したい。
エノハを大量に捕まえて、美味しく頂きたいところですが、保護者として低年齢用プールで我を忘れる訳にはいきません。
大丈夫。
私には、もうすぐ10歳の小4長女がいます。
私の代わりに沢山捕まえてくれれば良い。
自宅でも会場へ向かうまでの車内でも、燃えていたので安心できます。
しかし開始前にハプニング発生。
泳ぐ魚を見て、
「生魚を触りたくない」
と言い出しました。
そこで取引を提案します。
「1匹100円で買い取るよ?」
長女は、毎日のお手伝いとして風呂掃除を1回10円で請け負っており、100円の重みを知っています。
この提案で目の色が変わりました。
最終的に、長女は6匹(うち1匹は不注意で逃げてしまう)も捕まえていました。
クーラーボックスを用意して正解でした。
小学生5年生~大人プール
私は次女に付きっ切りだった為、大人用プールの様子は確認できませんでしたが、数人で魚を追い込んで確保するチームプレイを一瞬だけ見かけました。
確かにエノハは、壁際やコーナーに逃げ込んだものを狙った方が捕まえやすかったです。
プールは一番広くて、水嵩もありました。
このプールには、宝探し用の石は設置されていませんでした。
「宝探し」とお楽しみ抽選会
お楽しみ抽選会は、宝探しとしてプール内で拾った石に書かれた番号で抽選会が行われます。
低学年の子どもが喜びそうな玩具が10点程度あった他、石を拾った全員にプレゼントが届くように花火が用意されていました。
娘が拾った番号が172番だった為、おそらく200個程度の石があったと思われます。(推測です)
石を拾った全員にプレゼントが届くように配慮していた様子に、主催者の優しさを感じました。
イベントが終わった後は、子ども達が気の済むまで河川プールで遊ばせて、温泉に入浴して帰宅しました。
エノハ調理
昼食は近所の弁当屋さん「肉まる弁当」を、温泉は混雑回避の為久住町の方へ行き、豊後くたみ温泉「ほていの湯」を利用しました。
夕方、自宅に帰って早速調理します。
捕まえた魚は、生臭さが全くありません。
本来であれば炭を熾したいところですが、当日の私はその体力はありません。
よってオーブントースターで程よく焼いて頂きました。
塩を振りかけたのみですが、優しく上品でふわっとした味が病みつきになります。
内臓さえ臭みがありません。
途中からカボスを垂らし味変して頂きました。
醤油も垂らしてみましたが、エノハの上品な味が上書きされてしまう為、掛け過ぎは注意です。
塩とカボスで十分かな。
まとめ
捕獲したという達成感と美味しい魚を無料で食べることができて、とても嬉しい気持ちになれるイベントでした。
宝探しの際でも少し触れましたが、イベント中もスタッフさんの優しさが感じられて心地よかったです。
もっと大勢の方に知ってもらいたいところですが、このイベントにおいてはライバルが増えると困りますね。
来年も是非参加したい。
素敵なイベントを有り難うございました。
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