もう「聖地」と言っても過言ではないでしょう。
2016年4月、熊本県を地震が襲い、大ダメージを受けました。
大分県も打撃を受けましたが、特に熊本県の被害は目を背けたくなる様な状態だったと記憶しています。
そこで、「麦わらの一味」が立ち上がりました。
一味は、熊本県である「ヒノ国」に上陸後、被害が大きかった各地へメンバーを派遣し、復興の助太刀を行っているとのこと。
せっかくのプロジェクト、数回に分けて熊本県各地に居る麦わらの一味に会いに行ってきました。
プロジェクトの詳細は下記サイトをご確認下さい。
もくじ
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ONE PICEC像巡り
正直訪れる機会は無いと諦めていましたが、出張がキッカケで2体に会えて、その後全員に会いたいと思う気持ちが強くなり、何度かに分けて熊本県へ向かいました。
7月_ルフィー・サンジ
9月_フランキー、ナミ、ゾロ、ロビン、ウソップ
10月_ブルック、ジンベエ、チョッパー
2023年7月
仕事で熊本県の益城町役場と熊本市の県庁に行く用事があり、目的地周辺を検索するとマップ上でルフィーとサンジを見つけました。
せっかくなら会いに行きたい。
仕事の合間に会いに行きました。
ルフィー
(熊本市 県庁 プロムナード)
庁舎へ続く並木道、その中央に立っています。
各地へ派遣した一味の報告を、県庁で待っているらしい。
その屈託のない笑顔を眺めていると、私も元気になってくる様です。
サンジ
(益城町 ミナテラス)
コックであるサンジは、給食センターがある益城町に派遣されました。
優しさが滲み出ているサンジの笑顔が素敵です。
新庁舎
今回訪れた益城町役場と熊本県庁(防災新庁舎)は、今年新庁舎が完成して、新たな歴史を歩み始めました。
どちらの建物も「免振構造」を強調している雰囲気に、少し胸が痛くなると同時に、災害に対する自分の構え方を改めて考える機会になりました。
あと、国が推奨している「木質化」も共通点ですね。
また、ジンベエがいる宇土市の市役所も新しくなったそうですよ。
写真は益城町役場
2023年9月
ルフィーとサンジの素晴らしい像を見ると、他のメンバーも気になって仕方がない。
よって熊本県へ行く機会を作ります。
まずは鉄道好きな妻と娘たちの鉄道熱に薪をくべて、南阿蘇鉄道に興味を持たせました。
そして日帰り南阿蘇観光を計画。
それに絡めてワンピース像巡りを入れ込みました。
南阿蘇観光の様子はこちら
フランキー
(高森町 高森駅)
鉄道が破壊され分断された地域に、船大工のアニキが駆け付けました。
鉄道は今年7月に7年ぶりに完全復旧、おまけに南阿蘇鉄道にサニー号を走らせることとなりました。
アニキの珍妙なフォルムと変態具合が、相変わらず格好いい。
高森駅
サニー号トレイン
ワンピース柄の車両です。
内装の悪魔の実などが実にリアルでした。
トロッコ列車
南阿蘇鉄道の目玉です。
観光の様子は、過去記事ご参照下さい。
ナミ
(西原村 俵山交流館萌の里)
風力発電や爽やかな風が気持ち良い西原村に、風を読む航海士ナミが駆け付けました。
笑顔が素敵で足が長い、見事なスタイルです。
俵山は、コスモスが咲き乱れていました。
ゾロ
剣道などが盛んな場所に、子ども達に勇気を与える為、ゾロがやってきました。
力強い雰囲気がゾロらしくて良いですね。
ロビン
震災の記憶を後世に残す為の震災ミュージアムに考古学者ロビンはいます。
ロビンのいる場所だけしか調べていなかったので、保存されている震災遺構を見た時は衝撃でした。
震災遺構
熊本地震震災ミュージアムKIOKUでは、被害を受けた校舎を補強して残しており、外部から見学できる様になっています。
鉄筋のはみ出した柱、方立が曲がったサッシ、うねったアスファルト・・・。
その他、ミュージアム内で展示もありますが、今回は入館しておりません。
娘たちが字を読める様になり、自分なりに震災に対して考えることができる様になった時に、改めて連れてくることを考えたい。
ウソップ
植物を操る狙撃手ウソップは、傷んだ緑の大地を癒すために、阿蘇市にやってきました。
空を指さす仕草などが、ウソップらしくて良い。
娘たちは、このポーズが気に入った様で、この後に立ち寄った草千里ヶ浜でも同じようなポーズを行っていました。
9月の南阿蘇観光では、像から像までの移動距離が自動車で20~30分でしたので、子ども達も飽きずに、眠ることもなく、楽しく付き合ってくれました。
2023年10月
福岡市に一人で向かう予定がありました。
よって福岡県に行くついでに熊本県に寄って、最後の像巡りを行いました。
ジンベエ
(宇土市 住吉海岸公園)
海辺の都市には、操舵手ジンベエが参上。
海が似合う漢です。
大きく包み込む様な、安心感がありますね。
ブルック
(御船町 ふれあい広場)
音楽大学や多くの住宅がある地域に、音楽と軽快なジョークで場を和ます音楽家ブルックが駆け付けました。
ガイコツがリアル過ぎます。
チョッパー
獣舎や被災した動物たちの為に、船医チョッパーが駆け付けました。
動物園に配置されている関係より、入園者で朝は混雑すると判断し、お昼前に向かいました。
像巡りのオマケ
カード
知らない方も多い様ですが、実は所定の場所で限定カード(1人1枚)が配布されています。
カードを開くと、その地域の特産・観光などのアピールポイントが書かれており、訪れた記念になります。
フィギア
税込み2,200円のフィギアで、売り上げの一部は復興に寄付されるとのこと。
そして1体購入すると、全て集めたくなるのは仕方がないことです。
そう、仕方がない。
よって全て集めました。
素晴らしい。
壮観です。
埃が付くのが嫌だったので、百均でフィギアケースを購入しました。
フィギアは、結構高さがあるので、ケースを購入すると際はサイズに注意して下さい。
毎日眺めて、ニヤニヤしていますよ。
まとめ
震災は突然起こるもの。
各地を巡ることで、改めて震災を振り返ることができ、震災に対する自分の構え方などを考えることができました。
大勢の方が亡くなったという事実も忘れてはいけません。
さて、こちらのイベントですが、凄く温かさを感じています。
像にパワーがある様で、各像に会うと元気が湧いてきます。
ファンであるない問わず、皆が楽しめると思いますし、大勢の方が熊本県を訪れる事により地域の活性化にも繋がります。
また隣の県である熊本県について、今まで以上に知れたことも嬉しい。
とても充実したONE PIECE巡りとなりました。
長女は、9月の観光がきっかけで「ワンピースを最初から読む」と言い出し、1巻を手に取りました。
ふふふ、106巻まであるから、まぁ頑張れ。
(巻数は23年10月現在のもの)
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