最近は慌ただしい日々を過ごしておりますが、私は元気ですよ。むしろ書きたい温泉がどんどん溜まっていき、時間が無さ過ぎて困っています。
また落ち着きましたらブログ更新は通常の頻度に戻すつもりですが、この様な状況でも週末温泉は必ず行っています。
さて、とある春の週末に、温泉友達の集いを行いました。場所は大分県別府市にある温泉地「鉄輪温泉」です。今回もその中の湯治宿のひとつ「あそ旅館」に宿泊しました。
もくじ
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湯治宿とは?
鉄輪温泉は、湯治で有名な温泉地で、今でも低価格で宿泊できる湯治宿が沢山あります。「あそ旅館」もその湯治宿のひとつです。旅館には地獄釜も完備されており、宿泊者は自由に使用する事ができます。
あそ旅館の過去記事はコチラ
前回と同じ宿で前回と同じメンバーで行いました。15時過ぎに旅館に集合し、まずは温泉と買い出しです。私を含めて今回のメンバー3人で話し合い、近くの市営温泉「熱の湯」に行き、その足でマルショクまで買い出しに行くことにしました。
「熱の湯」の過去記事はコチラ
熱の湯の温泉は、メタケイ酸が600mgを越える驚きの食塩泉です。この様な温泉に無料で入浴する事ができます。相変わらず良い湯でした。
温泉ジャンキーの地獄蒸しフルコース
今回は、数日前から「フルコース」をイメージして食材を考えていました。色々と「蒸し料理」について検索も行いました。定番は外せませんが、斬新な何かが欲しい。そう思いながら当日を迎えました。
熱の湯に入浴後は、鉄輪温泉入口のマルショクである程度考えていた通りの食材を買い、旅館に戻ります。宿泊者共用の台所を借りて、軽く下ごしらえを行い、いざ地獄蒸しです。
当日購入した食材はコチラです。
さあ、飲むぞ!
まずは乾杯〜!
乾いた喉に、ビールが染み渡ります。そして地獄蒸しフルコースのスタートです。
~前菜~
・地獄蒸し卵
地獄蒸しに温泉卵は外せませんし、ツマミにも最適。短時間でできますし、つまり「前菜」に最適な食材だと思います。湯友のさりげなく穴を開けているファインプレーもあり、ぷるんぷるんの美味しい卵ができました。しかし、熱すぎて殻が剥けない!!


~サラダ~
・新たま地獄蒸し
・甘すぎるサツマイモ「甘太くん」の地獄蒸し
・ジャガイモ地獄蒸し
・ニンニクの丸ごと地獄蒸し


新たま、サツマイモ、ジャガイモは美味い事は良く知っていました。しかし、ニンニクは初体験です。
「ニンニク丸ごと蒸しちゃったよ~」
「これ、匂いが凄い事にならないかな~」
「しばらく女の子とキスできないよ〜」
と冗談も飛び交います。インパクトもありますよね。私も次の日は子どもが嫌がるだろうなと、少し後ろめたさがありましたが、いざ食べ始めると止まりません。これに少しだけ塩を振りかけると、もう最強です。
イモ系は、美味しいですが腹が膨れますので、少量しか用意しませんでした。しかし、地獄蒸し定番の食材です。美味い!
~肉料理~
・シューマイとソーセージの組み合わせ
地獄蒸しは、この様な加工食品との組み合わせも簡単です。すでにできている為、簡単に蒸し上がりますし、失敗もありません。
~海鮮料理~
・ホタテの地獄蒸し
美味しそうな魚は沢山ありましたが、それよりもホタテが気になってしまいましたので、悩んだ末に購入しました。地獄蒸しを行うと、お皿に大量の出汁が出てきて、これもまた美味しかったです。
~メイン~
・豚肉ともやしの地獄蒸し
この段階になると3人ともお腹が膨れ上がっており、正直完食は無理だと思っておりました。しかしこの豚肉の下にもやしを敷くだけで、食べやすくて美味しくて、あっと言う間に完食できました。肉とシャキシャキ感のコラボレーション!私の地獄蒸しレシピに文句無しで追加です。
~デザート~
・地獄蒸しリンゴ
アップルパイの様な甘い香りが漂い、その香りにうっとりします。しかし味はアップルパイほど甘くなくて、あっさりしていました。
お酒と一緒に楽しむのであれば地獄蒸しリンゴの甘みは程良いと思います。食べやすくて、一人一個でも良かったかもしれません。
~スープ~
スープだけは、地獄蒸しでどう表現したら良いかわかりませんでした。各食材に沁み込んだ源泉100%の温泉がスープ、ホタテの出汁やリンゴの汁がスープという事にしておきましょう。
地獄蒸しのまとめ
今回新たに試した「ニンニク」と「豚肉andもやし」が凄く良かったです。地獄蒸しでニンニクの丸ごと蒸しなど、聞いた事がありませんでしたし、なかなか斬新だったと感じています。
と言いますか、地獄蒸しは基本的に何を蒸しても成功すると思います。その上で試行錯誤しながら、また湯友とワイワイ騒ぎながら行う地獄蒸しは凄く楽しい。また終電を気にせずにお酒を飲める点も良いですね。
途中で入浴を挟みながら、深夜2時までお酒をのみ、語らいました。
そして次の日
次の日は、朝風呂一番で鉄輪温泉の共同浴場「すじ湯温泉」に入浴。あそ旅館は「すじ湯温泉」の組合に加盟していますので、宿泊者は無料で入浴する事ができます。入浴料を支払ったとしても100円ですが。


その後、朝食を頂きチェックアウトをしました。
ハートマークの目玉焼きです。オヤジ3人が、胸をキュンキュンさせながら頂きました。
旅館を出てからは、3人で4ヶ所の温泉に入浴しました。
・坊主地獄「鉱泥温泉」
・堀田温泉「夢幻の里 春夏秋冬」
・浜脇温泉「茶房たかさきの湯」
・別府温泉「大仏温泉」
なかなか面白い選択をしたと思います。別府八湯でも奇抜で個性的な温泉たちです。
ブログの更新が滞っているにも関わらず、さらに追加となりました。詳細はまたいずれ。
すじ湯温泉の過去記事はコチラ
あそ旅館の基本情報
・電話番号:0977-66-0416
・アクセス:大分自動車道「別府IC」より、約10分
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21.03宿泊