とある晴れた休日に、家族でガンジーファームに遊びにいきました。その帰りに立ち寄れる温泉として、大分県竹田市の「豊後くたみ温泉 ほていの湯」を選択しました。ガンジーファームで限界まで遊んだ娘は、自動車に乗るとすぐに眠ってしまいます。長湯温泉まで戻ることも考えましたが、その間に娘は間違いなく眠っていたでしょう。その点、ほていの湯はガンジーファームより距離が離れておらず、帰り道方面だった為、娘が眠る前に到着することができました。
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ほていの湯は、夢の中で布袋様のお告げを受け、創設者が穴を掘ると、温泉が湧いたと言われており、日本昔話の様な逸話がある温泉です。自動車を止めて、玄関に入ります。貸切風呂の空き状況を確認すると、入浴可能だったので、その場で料金を支払い、鍵を受け取りました。貸切風呂は別館にあり、別館の前まで自動車で移動することが可能です。
貸切風呂は計5室(現在は4室の様子)あり、50分1,500円で利用できます。ちなみに大浴場は大人500円です。入室するとすぐに脱衣スペースがあり、奥が浴室となっています。脱衣室と浴室の間は、扉で間地切られています。
浴室では「山の中の静かな湯」というイメージで、温泉が静かに掛け流されていました。奇抜なデザインではない、簡素な静けさが情緒ある空間を作り出している様な気がします。まずは、十分にかけ湯を行い入浴します。するとすぐに身体に変化が現れます。
泉質は「ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉」ですが、じっと浸かっていると、身体に泡付きがありました。湯口から注がれる温泉を口に含むと、炭酸味が感じられます。つまり炭酸泉(二酸化炭素泉)の要素もある温泉だったのです。泉質名に「含二酸化炭素」の表記はありませんが、隠れ泉質としてチェックが必要です。
湯も適温で、4歳児が喜ぶ温度でした。あまり高温すぎると炭酸の泡は付着しませんので、泡付きの現象にも一人納得するのでした。肌もツルっとする様な肌触りで、永く浸かるには最適な温泉です。湯上り後の肌触りも心地よい。
温泉の使用状況は、加温・加水・ろ過・循環・消毒なしの源泉かけ流しです。(ただし冬季など寒い時期は、状況により加温措置を行うそうです。)
入浴後の娘は、ほていの湯を出発して2分もしないうちに、助手席で眠ってしまいました。ガンジーファームからも離れていない為、大分市方面へ戻られる方にとっては、大変立ち寄りやすい温泉でもあります。下山後に利用しても良いですね。
<豊後くたみ温泉 ほていの湯の基本情報>
電話番号:0974-77-2680
泉質:ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
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2018.05入浴