とある2月の晴れた日曜日、熊本県南小国町にある温泉地「黒川温泉」の湯巡りを行いました。穴湯共同浴場と新明館に入浴した私は、次の温泉に向かいます。新明館を出て、すぐ隣にある旅館に入りました。
もくじ
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さて、次の温泉は?
黒川温泉の湯巡りを行う際に、行きたい旅館がある場合は別ですが、もしコンプリートを目指すのであれば、ある程度規則性を持って巡った方が良いと思います。
前回は「黒川荘」「こうの湯」「山河」に入浴しました。共通点としては、各旅館に駐車場があり、黒川温泉共用のメインの無料駐車場から少し距離がある施設です。
そして今回入浴した施設の「新明館」「ふもと旅館」「湯本荘」は、全て近所にある旅館たちです。ある程度目途を立てながら巡った方が、今後の巡り方にも楽になるような気がします。
と言うのは結果論であり、この考えは今回の湯巡りを振り返りながら至ったものです。実際は、こちらの旅館にも新明館と同じように川に橋が架かっており、その光景に惹かれたと言った方が正しいかもしれません。あと、美しいアプリーチにも惹かれました。
玄関は道路から低い位置にあります。通路横には池もあり、鯉が泳いでいました。隣は、地蔵湯と呼ばれている共同浴場があります。地蔵湯も気になりましたが、ちょうど小銭が切れていましたので、後にまわします。
橋とアプローチに惹かれたふもと旅館
玄関を入り、靴を脱ぎ、受付に向かいました。立ち寄り湯として利用したい旨を伝えて、温泉手形を渡しました。そして浴室までの経路を聞き、その通りに進むと先程魅了されたアーチ型の橋の中に私はいました。この橋は完全に屋内空間となっています。
新明館でも感じましたが、この「橋を渡る」という行為は、凄く印象に残りますし心が躍ります。「川を渡る橋を架ける」「道路を越える橋を架ける」という施設の考えは素敵ですね。
当然ですが、計画する上でこの考えは法的な規制、また資金的にも凄く厳しいと思います。しかし、その分出会えた際に物珍しくて惹かれてしまいますね。
自然に溶け込んだ露天風呂「もみじの湯」
辿り着いた浴室も川に面した露天風呂です。目隠しのフェンスが並んでいますので、河川を直接眺めることはできませんが、清らかな川のせせらぎは感じることができます。縦に長い露天風呂は、凄く自然に溶け込んでいます。木々の隙間から陽の光が零れ落ち、それが湯気を照らして幻想的な景色を創り出しています。素敵過ぎます。泉質名は「ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉」です。メタケイ酸も豊富に含まれています。保温保湿効果&美肌効果のある温泉です。
浴槽の奥は、寝湯の様なスペースとなっており、まったりと横になって過ごしました。黒川温泉の湯巡りは楽しい。しかし、一湯一湯のクオリティが素晴らしすぎるので、一度に沢山の施設を巡る行為が勿体なく感じます。せめて温泉手形を使っての湯巡りは、1日3湯までに抑えたい。全ての施設の温泉を堪能し、黒川温泉を全力で紹介できるようになりたいです。
湯上り後は、アーチ状の橋に設置されていたベンチに座り、自販機で冷たい炭酸飲料を購入して小休止。水を持参していたにも関わらず、自販機で飲み物を購入したのは、理由があります。
これで、小銭ができました。
・・・ということは、次の温泉は?
ふもと旅館の基本情報
電話番号:0967-44-0918
アクセス:大分自動車道「九重IC」より、自動車で約40分
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
pH値:6.7
メタケイ酸:305.9mg
▽公式HPはこちら
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2020.02入浴