棟上げが終わった我が家は、完成に向けて順調に突き進んでおります。もう9月、工事完成まであと2ヵ月残っている段階ですが、内装も含めて大体のものを決めてしまいました。
本ブログは温泉をメインとしたブログですが、忘備録として住まいの話を書いています。どうかお付き合い下さい。
もくじ
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7月末に棟上げを行い、怒涛の選定承認ラッシュに入ります。
屋根設置
ベニヤの上にルーフィングを敷き、その上にガルバリウム鋼板を葺きます。屋根のガルバリウム鋼板は、施工者からのサンプルを頂き、日鉄鋼板(株)ニスクカラーSGLつや消し「コゲチャ」を選定しました。
破風板は、当初は既製品を使う予定でしたが、施工者の提案により破風をガルバで覆うことを進められました。破風板が長持ちするとのこと。
結果、シャープで美しい、かつ落ち着きのある屋根になったと思います。屋根の先には、軒先換気金物が設置されています。
屋根があれば、雨が降っても室内は安心して作業が行えます。屋根と並行して、構造上大切な筋交いの設置、金物の設置。建築基準法上の中間検査を受けて、次の工程に進みます。
写真は玄関部分の屋根です。
金属製建具
外部のアルミサッシは、三協アルミ「マディオP」シリーズより選定、玄関入った突き当りの窓の1ヵ所のみ「ビューアート」を使い、見栄を張りました。サッシの色は、シャンパングレー。玄関引き戸は、三協アルミ「ファノーバSD」です。
ガラスは全て「Low-Eガラス」として、省エネに配慮。本当は一部しか使う予定が無かったのですが、サッシ担当者が安く頑張ってくれました。感謝しかありません。
その流れで、木製建具も三協アルミ「リヴェルノ」を使うことにして、郵便ポストや手摺などモノを選定するときは、まずは三協アルミから探すことにしました。まるで三協アルミのモデルハウスの様です。
外壁設置
窓枠が設置された次は、外壁です。透湿防水シートを設置して、サッシの障子を入れました。この時点でブルーシートが無くなり、全容がわかる様になりました。
外壁材は、KMEWのサイディング「モダンスリット」「セフィロウッド」を選定。設計当初は16mmを選んでいましたが、16が廃止となり18にランクアップしていましたので、そのまま18mmを使いました。しばらくは金額が変わらないというタイミングだったので助かった。
セフィロウッドは木目調です。最終的な色は長女が決定。これを縦に使いたい。サイディングの継ぎ目(木の継ぎ目)が選定しながら気になったところですが、木を縦張りにした時点でわかっていましたし、外壁屋さんも上手く施工してくれました。
外壁は、これから目地の隙間を埋めていきます。
外壁の内側には、断熱材を隙間なく敷き詰めます。断熱材屋内側表面のシートは、間柱又は梁などと石膏ボードに挟むように設置します。
また外壁側の石膏ボードは、梁まで張り上げることが望ましい(他にも方法はありますが)。「気流止め」の設置は大切です。
(写真上が設置後、下が設置前)
石膏ボードを張る前に、下地補強も設置してもらいます。水切などの金物は、サッシの色に合わせて、グレー系のものを選択しました。
軒天
木目調の軒天を使いたいという気持ちがありましたが、少し高額であり、かつ外壁に木目を使っている関係上、「面白くない」「やり過ぎ」と思うようになりました。よって全て白に、かつ木目と比べて安い軒天に変更しました。少しは減額になったと思います。
業者様のお勧めにより NBL「エンボスカラー リップル シリーズ」のホワイトを選択。
電気設備・機械設備
外壁と同時進行をしながら設備関係も動き出します。電気設備図は、棟上げ後にコンセントと照明の位置を業者様と再検討を行いました。設計当初から変更となりましたが、変更の通りに配線がされていきます。
機械設備も配管等が縦に伸びていき、建物内に行き届きます。フードの色なども、外壁色に近い色を日塗工カラーで選定、塗装で仕上げます。
木製建具・窓枠・巾木
窓枠と巾木は、木製建具に合わせました。よって三協アルミ「リヴェルノ」です。
我が家は二世帯住宅となり、私たちは2階で暮らします。色について妻と意見を出し合った結果、1階と2階の印象をガラっと印象を変えることにしました。
1階は黒系「ビターナット」で和モダン風なイメージを。
2階は白系「スノーアッシュ」で北欧風なイメージを。
私一人だったならナチュラル系のものを選択したと思いますが、随分と勇気ある決断をしてしまいました。クロス等の色決めの難易度が上がってしまった。どうしよう。
フローリング
施工者様のオススメにより、東洋テックス「ダイヤモンドフロア」を使うことにしました。「新AA」「Juri」など幾つかの商品サンプルを取り寄せて頂き、その中から選定。
木製建具について、2階の白系は良いのですが、1階の黒系が難しい。ビターナットに合う床材がなかなか無い。床に赤みがあれば私が思う和モダン風にはなりません。悩んだ末に様々な商品の中から下記の様な選択になりました。
1階は「Juri」エリソン・チェリー
2階は「CanvaS-neo」ナチュラルペカン柄
どちらもダイヤモンドフロアなので、当初の計画から大きく性能は変わらないでしょう。施工者様はおそらく「新AA」で見積もりをしていたのかな?「新AA」と比べて少し高額な「CanvaS-neo」、「新AA」と比べて少し安い「Juri」、金額については、あまり差はないでしょう。
1階と2階で全く異なる印象となった我が家。さてその繋ぎ目は、階段はどの様になるのでしょう。難しいことを行ったが為に、その後にかなり悩むのでした。
まとめ
今回の記事を書きながら、様々な方のご協力を得て住宅を建てていることをしみじみ感じました。なんだか涙が出てきそう。例え注文住宅であったとしても、ここまで施主が選定することはまずありません。大変珍しいケースです。
他に選定したものと言えば、キッチンや洗面化粧台などの住設、ビニルクロスなどの内装関係、タイルや手摺などまだまだありますが、また別でご紹介します。
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