とある雨降る日曜日、大分県別府市の温泉施設「ひょうたん温泉(マツさんの湯ここち)」の家族風呂(貸切風呂)を利用しました。
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創業100年規模の温泉施設、ミシュラン三ツ星などで有名なひょうたん温泉は、現在食堂と大浴場の大改修を行っており、入浴することはできません。しかし、貸切風呂は利用することができます。
今回の利用に至った経緯は、6月に開催された「温泉ソムリエ オフ会in別府」のイベントの景品で、貸切風呂の無料券を頂いたことがきっかけでした。ひょうたん温泉は、大浴場しか利用していませんでしたので、何度も利用したことがある施設でありながら、新鮮な気持ちで現地に向かいました。
とりあえず、当日の朝一番に電話で予約を入れました。その時点で部屋が確定されました。予約時間10分前に到着して、まずは受付へ向かいます。すると私の前にいたファミリーが50分待ちと告げられており、渋々予約を行い残念そうに自動車へ戻ろうとしているところでした。
ひょうたん温泉の貸切風呂は混みます。私が自動車を駐車した時も、駐車中の自動車の多くにエンジンがかかっており、車内で待っている方々の姿を確認できました。平日はともかく、休日は予約を行った上で利用した方が間違いなく良いと思います。自動車のナンバーも県外のものが多く見られました。やはりひょうたん温泉は凄いです。
貸切風呂の受付は、改修前とは変わりありません。いつもの場所へ行き、名前を告げて、無料券を渡しました。受付後は一度外に出て違う経路を通り、貸切風呂へ向かいました。今回利用する部屋は岩風呂調の浴槽がある「礎」です。驚くことに同じ内装の部屋は一つとして無いそうです。「礎」の他に、「かじか」「川蝉」「響」「和み」「絆」「レトロ」など、その室名が連想される部屋になっているとのこと。ここまでの拘りは、本当に凄いですよ。
ちなみに貸切風呂の全体的な施設名称ですが、
貸切露天:幕湯 順作
貸切内湯:マツさんの湯ここち
と分けられています。
さて、まずは脱衣室に入り、冷房のスイッチを入れ、コインを投入して浴槽に湯を溜めます。利用者毎に湯を入れ替えられる点が嬉しいですね。奥の湯口から大量の湯が注がれて、あっと言う間に溜まりました。湯が溜まった後も熱湯と冷水の配管が浴槽まで伸びていますので、温度調節は気軽に行うことができます。
浴室内には水風呂の浴槽もありましたが、私たちはぬる湯を浅く溜めて、1歳児用の浴槽として使いました。浴室の奥には、むし湯も設けられており、5歳の長女も「ゆでたまごの匂いがするー!」と言って、喜んで入っていました。私も中へ入りましたが、長女は休憩を挟みながら私以上に長時間楽しんでいました。あなた凄いよ。
ひょうたん温泉の湯は、温度が100℃近いものですが、加水等を行わずに「湯雨竹」と呼ばれる冷却装置を使い、一気に適温まで冷やされている正真正銘の源泉かけ流しの温泉です。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」です。温泉は塩っ気が感じられて、湯上り後は本保湿効果で汗が止まりませんでした。
あっと言う間の60分でした。ドライヤーも貸してもらいましたが、女の子は髪の毛を乾かす時間がありますので、少し早めに行動を行う必要があります。しかし、私も十分に楽しむことができました。
今回入浴した部屋は「礎」です。まだまだ入浴したことのない部屋が沢山ありますので、利用する度に新鮮な気持ちで楽しむ事ができると思います。
あぁ、良い湯でした。
ひょうたん温泉の基本情報
電話番号:0977-66-0527
予約専用ダイヤル:0977-67-3010
アクセス:大分自動車道「別府IC」より、自動車で約5分
泉質:ナトリウム-塩化物泉
pH値:3.11
メタケイ酸:476.6mg
料金:60分/2,150円
営業時間:9時~25時
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2019.07入浴