とある晴れた日曜日、大分県中津市の温泉施設「岩戸湯」を利用しました。
もくじ
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中津市の耶馬渓へ
耶馬渓(やばけい)と言えば、「紅葉が有名な景勝地」というイメージがあります。確かにその通りの地域ですが、実際の耶馬渓は「耶馬渓」と一言で言い表せない程広くて「本耶馬渓」「深耶馬渓」「裏耶馬渓」「奥耶馬渓」「椎屋耶馬渓」「津民耶馬渓」とかなり細かく分けられています。そして、実は温泉が沢山湧いている地域でもあり、全て合わせて「耶馬渓温泉郷」と言われているそうです。
当日は玖珠町から中津市の耶馬渓の方へ向かいました。次第に道幅が狭くなり、谷をうねる様に自動車を走らせます。そびえる様に立ち並ぶ奇岩も多くなり、次第に蕎麦屋や温泉施設などが立ち並ぶ場所に辿り着きました。深耶馬渓と呼ばれているエリアで、温泉地の名称は「深耶馬温泉(深耶馬渓温泉)」となります。
余談ですが「温泉郷」と「温泉地」は意味が異なります。温泉を利用できる宿が一軒でもあればその地域は「温泉地」、温泉地が集まったものが「温泉郷」と呼ばれます。
可愛らしい建物の下に名湯
まずは深耶馬温泉の代表的な温泉施設へ向かいました。九州温泉道にも指定されている「岩戸湯」です。九州温泉道に指定はされていますが、私は一巡目の時は利用していなかったので、今回が初利用となります。ずっと気になっていた温泉です。わくわくしながら現地に向かいました。
県道沿いの駐車場に自動車を止めて、建物へ向かいました。道路から眺めると、平屋建ての小さな建物に見えますが、実際は下階があり、浴室は道路より下の部分に設けられています。
10時開店ですが、私が到着した時間は9時58分。計算して予定したスケジュール通りに行動出来て少し嬉しい。しばらくしてオーナー様が出てきて鍵を開けてくれました。料金を支払い、下階へ進みます。
するとゴッポゴッポと温泉の音が聞こえてきます。急ぎ湯気で充満した浴室へ向かうと、温泉が元気よく注がれており、私のテンションも一気に跳ね上がります。温泉が噴き出す勢いが凄い。そしてその勢いが伝達して、湯船は常に波打っている状態です。
面白すぎるッ!!!!
ボッコボッコと注がれる温泉は、香りの良いモール泉🤩凄く気持ち良かった〜♨️#大分県 #中津市 #深耶馬温泉 #岩戸湯 #九州温泉道 pic.twitter.com/V13JHwb2Dk
— ミーケ@週末温泉ブロガー (@k_noboro) 2020年12月28日
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居心地の良すぎる名湯
急ぎ衣服を脱ぎ、改めて浴室へ向かいました。そして十分にかけ湯を行い、身体を湯船に沈めます。そして漂ってくる深い樹木の様な香りに瞬時に気づきます。岩戸湯の温泉もモール泉です。泉質は「単純温泉」です。熱すぎず、ぬるすぎない絶妙な温度も最高。
窓の外は、のどかな田んぼの風景が広がっています。そしてゴッポゴッポと注がれる温泉の音など、様々な要素が合わさり非日常な雰囲気を感じました。
岩戸湯は、とにかく居心地が良い。湯船にどっぷり浸かり続けると、骨抜きされたような感覚になりました。いつまでも揺られていたいと感じる温泉、さすが九州温泉道に選ばれるだけのことはあります。
この様な温泉を、最初から最後まで独泉。素敵な時間を過ごすことができました。
まとめ
・香りの良いモール泉
・湯口から出る温泉の勢いが凄くて面白い
・転地効果を感じる環境
岩戸湯の基本情報
電話番号:0979-55-2923
アクセス:大分自動車道「玖珠IC」より自動車で約25分
泉質:単純温泉
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2020.12入浴