おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

足湯!足蒸し?足岩盤浴!?観光で楽しい別府市内のオススメ足湯

足湯は、その名の通り足だけを温泉に浸けて楽しむものです。せっかくの温泉地観光です。可能な限り私は全身浴を進めたいところですが、それは難しいという事情も十分承知しています。

 

観光で訪れた方は、大きな荷物を持っており、服の脱ぎ着が面倒な場合があるかもしれません。女性の方はドライヤーで髪を乾かす手間、お化粧の手間などを考慮すると、全身浴を行える状態ではないかもしれません。我が家にも幼い子がいますので、小さな子どもが一緒の場合は入浴に手間がかかり過ぎることも良くわかります。

 

「温泉地に来たなら、是非温泉に浸かろう!」とは言ったものの、必ずしも入浴できる状態ではない方は大勢います。

 

その様な場合は、足湯が有り難い。足は第二の心臓と言われており、血液を身体に上げるポンプの様な存在です。その足を温泉で温めることは、血行促進に繋がりますし、何より温泉を楽しめます。

 

そして、別府市にはいくつもの足湯があり、それぞれに特徴があって面白い。そこで源泉数・湧出量共に日本一を誇る泉都「別府」にある利用しやすい足湯、私のオススメ足湯をまとめてみました。

 

もくじ

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別府駅周辺

別府駅は、特急ソニックなどが停車する為、別府観光を行う上で重要な存在です。その別府駅の周辺には、面白い足湯が幾つか存在します。

 

「トキハ別府店」足湯

別府駅から徒歩約5分の位置にある足湯です。別府駅前の道を、まっすぐ東(海へ)に下りると見えてくる大きな建物「トキハ別府店」の地下に設けられています。最近できたばかりで、まだ真新しさが残っている足湯ですが、浴槽の中があつ湯とぬる湯に分かれているなど、別府らしさが感じられて面白い。毎週日曜日は、バラ風呂が楽しめるとのこと。 

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「梅園温泉」足湯

熊本地震で壊れて更地にされた梅園温泉は、クラウドファンディングを使い、見事に復活。美しい共同浴場に生まれ変わっています。別府駅からも徒歩約5分で辿り着けますが、その道中が面白い。入り組んだ細い道を通り、まるで宝探しを行っている様な感覚です。もちろん温泉も良いですよ。

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鉄輪温泉の中心部

鉄輪温泉は、別府八湯の中で最も観光客が訪れる温泉地です。当然の様に足湯は存在しますが、鉄輪温泉の「足湯」は少し変わっています。

 

「大谷公園」足岩盤浴

面白い「足湯」のひとつ。いや、足湯ではなく岩盤浴です。小屋の中にはベンチがありますので、腰かけて岩の上に足を置きます。

すると、

「熱い・・・、いや熱すぎて無理!!」

と感じるくらい石が熱しています。よってタオル等を石の上に敷きその上に足を置くなど、間接的に楽しみましょう。足裏がジンジンして、結構温まりますよ。


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「鉄輪むし湯」足蒸し

鉄輪温泉にある「鉄輪むし湯」、その前に設けられている小屋が足蒸し場です。全身で蒸し湯をするにはコストも時間も少し多めにかかりますが、足だけであれば気軽に体験できます。

ベンチの前に足を入れるボックスがあり、両足を突っ込み、木製の蓋をかぶせて利用します。冬などは隙間をタオルで埋めても良いでしょう。足を蒸されると、これが結構気持ち良くて、身体中が熱くなります。中は適温で、6歳の長女も10分近く楽しめました。


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「ひょうたん温泉」足湯

もうすぐ100周年の大きな温泉施設「ひょうたん温泉」の玄関に無料で利用できる足湯が設けられています。足湯の中には高温の温泉を一瞬で冷却できる「湯雨竹」が設けられており、温泉好きな方々の温泉愛を直接体感できるようになっています。

温泉愛のくだりについては、下記より。

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「いでゆ坂沿い」足湯&足蒸し

鉄輪蒸し工房の直下には、大きな足蒸し&足湯小屋がありますが、2020年7月現在温泉の不調で小屋は閉鎖されています。温泉は生き物と同じです。熱い時もあればぬるい時もあるもの。それも温泉の面白さだと思う反面、利用できない事は大変悲しいです。早く元に戻ってほしいと思うと同時に、温泉地や施設の存続にかかわる様な温泉の不調は、本当に起こらないでほしいと切に願うばかりです。

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地獄の引き湯

別府観光と言えば、地獄巡りは外せない。地獄は、高温の温泉が大量に湧出している場所であり、それぞれに特徴があって面白い。その敷地内にある足湯には、その地獄の温泉が直に使用されていますので、「地獄の温泉に入浴した」と胸を張って言うことができることでしょう。

 

・・・足湯ですが。

 

血の池地獄」足湯

高温で真っ赤に染まっている様子から、もっとも地獄らしい。温泉に含まれている鉄分が酸化することで真っ赤に染まりますが、それを直接楽しめる場所が足湯です。私が足湯を利用したときは、地獄程真っ赤に染まっている様には見えませんでしたが、真っ赤だったという他の利用者の体験談もありますので、季節や日によって変わってくるものかもしれませんね。

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「かまど地獄」足湯

一つの地獄で様々な地獄が楽しめる為、まさに「地獄の博物館」の様な場所です。こちらでは、メタケイ酸が豊富でコバルトブルーに見える三丁目の地獄が足湯に使われているそうですが、同じ敷地内に全身浸かることができる場所が設けられている為、残念ながら私は足湯を利用したことがありません。しかし、私がかまど地獄を訪れると、いつも足湯周辺は大勢の方で賑わっていますので、やはり足湯は利用しやすい施設であると思います。

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「海地獄」足湯

コバルトブルーで真っ青の、まさに海の様な地獄「海地獄」。その温泉が楽しめる場所が「足湯」です。2019年に別府ヘルズナイトで夜間に利用した際は、炎で包まれた地獄の足湯と化していました。また2019年に関ジャニ∞の皆様が、Mステで生中継をした際にも利用されていましたね。少しマニアックな情報でした。


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ちなみに私、関ジャニ∞の皆様が別府に来られた際、エキストラとして参加したのですよ。

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鬼石坊主地獄」足湯

「海地獄」の横には「鬼石坊主地獄」があり、その敷地内でも足湯が楽しめます。しかし、鬼石坊主地獄には、全身浴が可能な「鬼石の湯」が併設されていますので、こちらの足湯も私は利用したことはありません。

私が「可能であれば全身浴主義」で異常なだけなので、皆様は是非利用して下さいね。鬼石の湯は何度もリピートする程、私の好きな温泉です。それと同じ温泉である足湯も、きっと気持ちが良いはずです。

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標高の高い場所の足湯

「明礬地獄」足湯

地獄巡りには含まれていませんが、明礬温泉エリアに「明礬地獄」と呼ばれている場所があります。古くから伝わる明礬採取の展示なども行われていますが、その園内に足湯が設けられています。私が別府八湯温泉道を始めて制覇した時に、88湯目として締めで利用した温泉がこちらの足湯でした。景色の良い中で達成感も味わい、私にとっては思い出の場所です。

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別府ラクテンチ」足湯

泉都別府にある遊園地「別府ラクテンチ」には、当然のように足湯と温泉施設が設けられています。そしてラクテンチは標高の高い場所にある為、景色も本当に素晴らしい。私がラクテンチを利用した際は、足湯もかなりの頻度で利用しています。主に疲れ果ててお昼寝に入った2歳の次女を荷車に寝かせて、足湯に浸かりながらゆったり見守っています。その間、長女はアトラクションで遊びまわっています。

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最も海に近い足湯

「別府海浜砂湯」足湯

亀川温泉の砂浜に設けられている足湯です。砂湯の順番待ちの方が良く足を浸けています。海浜公園砂湯は、別府市内で最も海に近い温泉施設で、それは足湯も同様です。温泉に足を浸け、海岸線を眺めながら、1/fゆらぎの波の音に耳を傾け、何も考えずに過ごす時間は結構癒されますよ。

 

 ・・・それ、病んでいるぞ、私よ。

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他にも・・・、

他にも別府市内の様々な場所に足湯は設けられており、飲食店や病院の敷地内、温泉施設の中にも足湯は設けられています。また別府駅の正面には「手湯」もあります。

 

温泉地に来たからには温泉と触れ合いたい。しかし、全身浴を行える状態ではない。

 

その様な場合は、是非足湯をお楽しみ下さい。

 

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